取り立てて変わった事のない日々が過ぎて行った。私は相変わらず毎日本を読んで過ごしており、時々旅人が図書館を訪れる事があっても前の二人組より深く関わるような事は無かった。 私はこの生活を気に入っていた。いつかは出ていかなければならないとはいえ…
「じゃあ、私達はそろそろ行くわ。充分休んだし、必要な物も手に入ったし。保存食ありがとうね。」 「まあ、元気でやれよ嬢ちゃん。またどっかであったら、そんときはまた一緒に飯食おうぜ。」 「はい。お食事ありがとうございました。また会えるといいです…
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